オオサンショウウオについて

 

★どんな暮らし?(生態)

 

 

 オオサンショウウオは夜行性が強く、日中は川岸の横穴や大きな石の下に隠れています。夜になると、活動します。真冬でも冬眠はしませんが、変温動物なので、動きは鈍くなります。

 

食べ物

 エサは、小さい時は水生昆虫などを食べ、

大きくなってくると魚やサワガニなど食べます。

時には、モグラやヘビ、カメ、なども食べていた例があります。

鼻先で、動くものは水ごと大きな口で吸い込むようにして丸呑みにします。

人間が捨てた残飯(白菜や焼き鳥の串など)も食べていた例があります。

また、オオサンショウウオがオオサンショウウオを食べた例もあります。

                                

                                   暗闇の中、魚を捕らえたオオサンショウウオ

 

繁殖~成長

 水温が下がり始める夏の終わりごろが繁殖期です。川岸の横穴(巣穴)では、ヌシと呼ばれるオスがメスを待ちます。この時期のオスは良い巣穴をめぐって争うことが知られています。時には争いの際、大きな傷をおって死んでしまうものもいます。

 

 巣穴にメスがやってくると、産卵します。1匹のメスは300~700個の卵を産みます。卵は数珠のようにつながっています。巣穴のヌシは卵がふ化し、幼生期のしばらくの間守ります。大きなヌシが巣穴にいることで、他の動物から卵を守り、ヌシが動くことで卵には常に新鮮な水が送られます。

 

 卵は40~50日でふ化します。ふ化した幼生はアシもなく、エラで呼吸するオタマジャクシのようです。しばらくすると、アシが生えてきて、親と似た姿になりますが、全身真っ黒で外エラもあります。2年目には、茶色地に黒い斑紋がでてきて、すっかりオオサンショウウオらしくなります。4年から5年でエラが完全に無くなり、「変態」が完了します。このころには全長も20㎝くらいになります。

 

 やがて、成長はゆるやかになり、1年に1cm程度の成長になります。中には何年も成長しないものもあり、エサの食べ具合でずいぶん成長は異なります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオサンショウウオの卵塊      ふ化したばかりの幼生(全長3㎝)   1歳の幼生(全身真っ黒で、エラがある)

 

 

 

1mを越える大物は一体何歳くらいなのでしょう?100年くらい生きるといわれているオオサンショウウオですが、年齢や寿命については推測の域を出ません。


 一人の研究者ががんばって調べても、人間の方が先に死んでしまいますから・・・オオサンショウウオの全貌を解明するには、世代を越えた地道な調査・研究が欠かせません。

© 2014 日本オオサンショウウオの会

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