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第13回 邑南大会

 

日時  平成28年10月1日(土)~2日(日)

場所  邑南町健康センター「元気館」(島根県邑智郡邑南町淀原)

参加者 約300名

 

 

第13回は、邑南大会実行委員会(森岡弘典委員長)が主催し、邑南町、邑南町教育委員会、島根県教育委員会、邑南町観光協会など、地域から多くの協力を得て島根県邑南町で開催されました。

 

来賓として、文化庁主任文化財調査官 江戸謙顕氏、島根県教育委員会教育長代理 椿 真治氏、島根県県議会議員 洲浜繁達氏、邑南町議会副議長 亀山和巳氏が列席され、また石橋良治町長から歓迎のご挨拶をいただきました。

 

一日目は、日本オオサンショウウオの会の総会の後、邑南町の瑞穂ハンザケ自然館や各グループからの活動報告があり、その後、各地からの活動報告が行なわれました。報告は、邑南町の3グループの子どもたちの活動報告の他、各地の保護グループ・動物園・研究者・中高校生などから9本の発表が行なわれ、充実した内容でした。

 

上田所堰堤下の出羽川で行われた夜間観察会では、11頭のオオサンショウウオが見つかり、調査手順の実演や指導などが行われました。

 

懇親情報交換会では、発表者への質問や、世代や立場を超えた情報交換などの交流が活発に行われました。地元の皆さんによる石見神楽も披露されました。

 

さらに宿泊先の「いこいの村しまね」でも、会場をご用意頂き、深夜まで熱い交流が続きました。

 

二日目も、各地からの研究報告でスタートしました。7本の発表がありました。

 

その後、閉会行事・休憩(昼食)をはさみ、瑞穂ハンザケ自然館を見学。最後に、邑南町内の湯舟谷川と堂所川に分かれて観察会が行われました。堂所川では、入口が小さく奥に大きな産室がある自然の産卵巣穴の形状の観察ができました。

 

さらにその後、希望者のみの参加で、「オオサンショウウオ取扱いマニュアル」についての推進委員会議が行われ、27人が参加し、配布の状況や課題について協議しました。 マニュアルの配布を通じて府県と意見交換の場がもててよかったとの総意でした。

 

このように、今年も様々な交流や議論や学びのある、大変に充実した大会となりました。

 

 

<写真>

  1. 物販コーナーの様子

2.   発表の様子

3.  地元島根県の方からのポスター発表もありました

4.  夜間観察会

5.  懇親情報交換会

7.  現地観察会で見学したオオサンショウウオ

6.  瑞穂ハンザケ自然館で見学した、オオサンショウウオの卵

8.  オオサンショウウオの計測をしている様子

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